分子栄養学【1】たんぱく質を摂るべき理由

女性こそ たんぱく質


食事内容や体調に合わせて
朝も昼も夜もたくさんの数のサプリメントを飲んでいる山下順子です。
抗酸化物質で栄養素A
アンチエイジングで栄養素B とあれこれ飲みたくなる女性は多いと思います。

さんざん言ってますが
サプリメントを飲む前に
「栄養素を受け取る 身体のコンディション」をまず整えよう!という理由について書きます。


たんぱく質はすべての細胞にある

女性のお客様には
鉄(手持ちの現金)と
フェリチン(貯金)について話すことがありますが、その鉄を貯蔵しているフェリチンもたんぱく質(肝臓や脾臓)でできているそうです。

フェリチン(貯金)の機能は
まず「鉄をストックする事」の他に「鉄の毒性を消す事」
鉄を沢山摂りすぎてたとしてもフェリチンが作られ 組織に障害が出ないように毒性を解消するのだそう。



鉄は フェリチンの他に
たんぱく質の一種であるトランスフェリンにストックされて安全に格納されているけれどストックする機能を超えてしまうと 鉄が分離して臓器や細胞を傷つける事に繋がりかねないのだとか。

なので
月経や出産で鉄不足になりがちな女性は
鉄剤ももちろんだけど、サプリメントに飛びつく前に 
「(質的栄養失調状態である)身体のコンディションを整える」為にたんぱく質を摂ってね、て うざいくらい言ってたりします(笑)



プロテインはムキムキになるために飲んじゃないよ
健康美の為に飲むんだよ♪

細胞の生まれ変わりは3~4カ月


病院や薬にあまり頼らない「健康美づくり」の為に
プロテイン3か月のまんか~い って言うのはこういう事

鉄に限らず、どんなサプリメントでも 身体の状態を整えることが優先!

例えば
CoQ10がうまく作用する為には ビタミンEが重要だったり
そのビタミンEをエイジング対策で増量する為には 高たんぱく(体重×1.5~2gのプロテインを長期間飲めている)とかじゃないと血管のプラークを剝がしてしまったり

つまり 高たんぱく(動物性)が要だな、って分子栄養学的には判断してたりします。

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